よく見られる病気や
健康状態のチェック方法・食事管理
について知っておきましょう。
このような症状
お悩みはありませんか?
排便がつらそうで
硬い便をしている
便の状態は、身体の調子を表すバロメーター。
便が出ない状態は、犬と猫もとても辛く感じています。また単なる便秘だと思っていたら、腎臓病の初期症状であることも。便の量が少ない、出しづらそうと思ったら、動物病院で相談を。
高いところにジャンプ
できなくなった
関節の健康維持に必要な栄養は十分ですか。また体重は適正でしょうか。健康で 長生きするために、気になることがあったら動物病院に相談を。
最近体重を
測っていない
犬と猫の適正体重はおとなになったとき(中、小型犬、猫では 1歳前後、大型犬は2歳前後)の体重が目安です。今の体重はそのときと比べて どうでしょうか。肥満は万病のもと。元気で長生きするためにも定期的な体重測 定と食事管理で肥満にさせない心がけを。
しっかり食べているのに
やせてきた気がする
食べているのに痩せてきたという症状は、さまざまな病気の初期症状としてよく 見られます。一見元気なので見落としがちですが、気付いたら動物病院へ。
お散歩や運動を嫌がったり
することがある
「うちの子も年をとったから」「天気が悪いせいかしら?」とお散歩に行けない 理由を考えがちですが、もしかしたら運動を嫌がるのは病気のサインかも。「い つもと違う」と思ったら、すぐ動物病院へ。
年を取って
元気がなくなった
7歳頃から目には見えない身体の変化が起こっています。目に見えない老化の代 表は、腎臓病、心臓病です。15歳以上の猫の30%が腎臓病を、10歳以上の 犬の30%以上が心臓病を患っていると言われています。シニア期には定期的な 健康診断と適切な食事を与えることで、元気で長生きを目指しましょう。
尿の色が薄くなったり
量が増えた
水をいっぱい飲んでいる
おしっこの色や量は、身体の調子を表すバロメーター。いち早く変化に気付いて
あげることが、病気の早期発見の第一歩。
おしっこの色、量、回数などが、「いつもと違う」と感じたら、すぐ動物病院へ。
尿の色が濃くなる
量が減るトイレの回数が増える
トイレの後に痛がる
おしっこの色や量は、身体の調子を表すバロメーター。
毎日一緒に暮らしているからこそ気付いてあげたいポイントです。おしっこの色
、量、回数、おしっこをするときの仕草などが、「いつもと違う」と思ったら、
すぐ動物病院へ。
軟便が続いたり
下痢をすることがある
便の状態は、身体の調子を表すバロメーター。
急な下痢はすぐ動物病院へ。日頃から下痢が続く場合は、単なる体質ではなく、
食べ物に原因があるのかも。気になったら動物病院で相談を。
毛づやが悪い
皮膚が荒れている
人も食生活が乱れると肌が荒れるのと同じように、犬と猫の栄 養状態も毛づやに表れるもの。その他にもアレルギー性皮膚炎などの皮膚に関わ る病気もたくさんあります。毛や皮膚の状態が変化したと思ったら、動物病院に 相談を。
最近、からだを
かゆがるようになった
かゆみの原因は、ノミ・ダニなどの寄生虫、細菌、アレルギーなど様々です。も ちろん原因により治療も異なります。かゆみに気付いたら、動物病院へ。
避妊・去勢手術をしてから
食欲が増した
避妊・去勢手術を受けることによって、性ホルモンに関連する様々な病気を予防 したり、問題行動を軽減することができます。しかしホルモンバランスの変化に よって、犬と猫は太りやすくなりますので、避妊・去勢手術後 はカロリー制限をはじめとした食事管理に気をつけましょう。